葉酸欠乏症の原因は？

葉酸は健康的な毎日を過ごすためにも欠かせない成分の一つです。
ほうれん草などの葉野菜に含まれるビタミンの一種ですが、消費する量が多いため満船的に不足した状態になりがちです。
葉酸が不足し葉酸欠乏症になると起こるのが、貧血です。

生理中や妊娠中は貧血を起こしやすくなりますので、葉酸の摂取で貧血を予防する事ができます。
しかし葉酸欠乏症の場合は、悪性貧血になる事が多く、軽い貧血とは症状も違ってきます。

貧血の症状としては立ちくらみやめまいがありますが、これよりも更にひどい貧血となるため、息切れや頭痛、慢性的な冷え性などかなり深刻な状態です。
ちょっと動いただけでも激しい息切れがおこり、慢性的に酸欠状態となるため、頭痛も頻繁に起こります。
これでは日常生活に支障が出てしまうため、適切な処置が必要です。

葉酸が不足するのが最大の原因ですが、原因の多くは生活習慣にあります。
栄養が偏った食事をしている人でほとんど野菜を食べない人、毎日大量のお酒を飲む人は特にリスクが高いと言えます。

葉酸は体内で合成できないため、食事から摂る必要があります。
好き嫌いが多かったり、肉ばかり食べていて野菜を食べなかったりと偏食がちな人は、葉酸不足になりやすいのです。

葉酸欠乏症になっていても年のせいとか、最近運動不足気味だからと自分に都合良く考える人が多いため、かなり深刻な状態となるまで気づかない人も多いと言われています。
葉野菜や緑色の野菜に多く含まれていますが、豚、鶏、牛のレバーにも意外と多く含まれています。
緑色の野菜は他にもたくさんありますので、栄養バランスを考えて規則正しく食べる事も大切です。

毎日野菜を食べているから大丈夫と思っていても、葉酸を体内で合成できない以上は不足しがちである事も覚えておきましょう。
特徴的な症状が出ますから、何かがおかしいと感じた時は体からのSOSサインと考え原因をはっきりさせておく事が大切です。
葉酸欠乏症はサプリメントで葉酸を補えば改善できます。